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「おひとりさま」まだ若いから大丈夫?万が一の時の保証人、任意後見人、死後事務委任

「おひとりさま」まだ若いから大丈夫?万が一の時の保証人、任意後見人、死後事務委任

こんにちは。終活アドバイザー・薬剤師・ファイナンシャルプランナーの「おひとりさま老後コンシェルジュ」坂井です。

友人やセミナー参加者からよく聞くのが、「まだ40代だし、終活は先でいいかな?」という声。でも実際、私の老後の相談窓口へ駆け込んでくる50~60代の「おひとりさま」は結構います。また、70代以降に突然の入院や認知症リスクが見えてきてから慌てるケースが後を絶ちません。
そこで今回は、保証人任意後見人死後事務委任という三つのキーワードを中心に、「まだ若い今こそやっておくと得をする終活テクニック」をお届けします。

おひとりさまのリアル「もしもの時」に直面する3つの壁

① 医療・介護施設入所時の保証人不足

病院や介護付き老人ホームに入る際、多くの施設が身元保証人を求めます。ところが単身高齢者の42.8%が「頼れる親族がいない」と回答(厚労省・令和6年高齢社会白書)。

浜在住のMさん(55歳、男性)は転倒骨折で要リハビリに。病院から「手術同意と保証金の連帯保証」を急に求められ、会社の後輩へ頭を下げたものの断られてしまいました。
結局、緊急入院がずれ込みリハビリ期間も長期化。結果的に医療費が30万円増えてしまったケースがあります。

② 判断能力が低下したら?任意後見人の未整備

認知症(65歳以上の7人に1人)、脳卒中、事故……。

判断能力が落ちたとき「誰が代わりに銀行や保険を動かすか」(任意後見人)を決めておかないと、裁判所が選んだ自分のことを何も知らない法廷後見人が生活を支援することになります。

③ 亡くなった後を支える人がいない。死後事務委任の盲点

葬儀・納骨・公共料金の解約・デジタル遺品整理……。死後は多くの手続きが発生。親族がいない場合、公共機関が介入し遺体引取りや残置物の処理に数か月かかる例も。

80代の女性Kさんは、死亡直後に友人が手続き方法を探すも分からず、結局市役所が火葬→合同埋葬。遺骨を引き取る人が現れず、想い出の品も処分されてしまいました。本人は生前「海に散骨してほしい」と願っていたのに、です。

キーワードで学ぶ『終活』――保証人・任意後見人・死後事務委任

保証人サービスの選択肢と費用感

・家族・友人に依頼 … 信頼度は高いが負担が大きい。関係悪化リスクも。
・保証代行法人 … 入会金5~20万円/年会費2~6万円が相場。さらに個別案件に関して料金が発生。100万円を超える請求も
 老後の相談窓口では、34万円でサポートします。
・信託型プラン … 委託した資産を使い保証人報酬を自動支払い。

任意後見契約の流れ

1.信頼できる人(親族・専門家・法人)と内容を協議
2.公証役場で公正証書を作成(費用:公証人手数料+印紙・登記で約10万円)
3.判断能力低下時、家庭裁判所に「任意後見監督人」を選任してもらい発動
4.報酬は発動後から月30,000円~100,000円と幅広い
  老後の相談窓口では、月30,000円で対応いたします。
5.制度詳細は厚生労働省サイト 任意後見制度とはもご参照ください。

死後事務委任契約で出来ること

・医療費/公共料金精算:医療費・家賃・光熱費の締め払い
・葬儀・納骨:直葬・家族葬・海洋散骨など希望通りに手配
・デジタル遺品の整理:PC・スマホのデータ抹消、SNS削除
・ペット引取り:保護団体や友人への譲渡手続き 
など
当窓口の終活終身サポートでは、死後事務委任を含む一括サポートを実施。→ 詳細はこちら

3つの制度をどう組み合わせる?

私のおすすめ順序

① 保証人サービス加入 → ② 任意後見契約 → ③ 死後事務委任 + エンディングノート作成

まずは『保証人』で病気や施設入所のリスクをカバーしつつ、判断力があるうちに②『任意後見』で財産管理ルートを確保。最後に③『死後事務委任』で「亡くなった後の自分」をプロに託す。
これで、生前・終末期・死後の三段階がシームレスにつながります。

実際にかかる費用モデル(目安)

●一般的な相場
・保証人代行:初期 10万円 + 年会費 3万円 + 保証人費用 65 万円 = 78万円~
・任意後見 契約時 10万円/発動後 月5万円 = 初年度70万円
・死後事務委任 契約時 5万円/実施時(葬儀等)95万円 = 100万円
 合計 約248万円

●老後の相談窓口では
・保証人代行:初期 1万円 + 年会費 0万円 + 保証人費用 34 万円 = 35万円
・任意後見 契約時 3万円/発動後 月3万円 = 初年度 39万円
・死後事務委任 実施時(葬儀等)34万円 = 34万円
 合計 約108万円

まとめ「若いから大丈夫」はもう古い!

今日の行動が10年後の安心につながる

保証人・任意後見人・死後事務委任は、おひとりさま『終活』三種の神器。何もしないと突然の出費や“孤立死リスク”が増える一方で、今手を打てば数十万円で人生最後までの安心を確保できます。
私自身、20代で母を喪い、「もっと準備できたはず」という後悔を経験しました。だからこそ、あなたに同じ想いをしてほしくありません。

一歩踏み出す方法は簡単――まずは下記リンクから無料相談を予約してください。不安なく豊かな老後をご提供します。

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